Collections作品紹介
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| Artist 作家名 |
Sakurai Sekkan 桜井雪館 |
|---|---|
| Material 手法 |
Paint on Silk 絹本・彩色 |
| Dimensions 寸法 |
本紙 108.8×41.0㎝(Image) 総丈193.0×53.0㎝(Mount) |
| Caption 備考 |
サイン「雪館筆」、印 |
| Period 製作年 |
Mid-Edo period 江戸時代中期 |
| Condition 状態 |
Stains and scuffs are present. シミ、擦れが御座います。 |
| Accessory 付属品 |
with box. 箱付 |
| Biography 略歴 |
【桜井雪館(1715～1790)】 江戸時代中期の画家。常陸水戸の生まれ。 桜井家は、雪舟の流れをくむ雲谷派の画僧・等禅に学んだ曾祖父以来、常陸で四代続く画家の家であった。 雪館の師は水戸藩士の桜井才次郎忠重で、常陸水戸藩主・徳川光圀からその画力を称賛され、「桜井」と「字叔任氏」の二印を送られる。 江戸に出て雪舟の遺蹟を蒐集、雪舟派の復興を企て、自らを「雪舟十二世」と称し、素朴で豪放な画を描いた。 安永元年には、雪舟の画に対して見識を示した『画則』を著し、次女の雪保が原稿としてまとめ刊行した。 屈曲の目立つ筆線で構成する画風で、山水・人物を得意としたが現存する作品は極めて少ない。 主な門弟に僧・月僊や宮部雲錦（立原翠軒門人）・桑山玉洲などがおり、若き日の谷文晁も雪館の講義を聞いている。 名は館、字は常翁。雪館のほかに号は山興・雪志・三江・萱園隠士など。 |