新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

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半身達磨
Daruma

作家名 白隠慧鶴
Hakuin Ekaku
手法 紙本・墨
寸法 本紙103.7×52.8㎝
総丈178.0×66.0㎝
備考 (賛)「直指人心 見性成佛」
あらゆる達磨像にもっとも多く施される定番の文言。 禅の教えの根幹をなす。
(意味) 真っ直ぐに自分の心を見つめて、仏になろうとするのではなく、すでに仏であることに気づきなさい。
・関防印「顧鑑口+夷」、「白隠」「慧鶴」
製作年 70代前半
状態 表装修理済
付属品
略歴 【白隠慧鶴(1686~1769)】
江戸中期の僧。臨済宗中興の祖。
500年に一人と称えられた高僧。
15歳で郷里駿河(静岡県)の松蔭寺で得度。
信濃飯山の道鏡慧端(正受老人)の法をつぐ。
各地を巡歴して修行を積み、のち松蔭寺にもどり,享保3年京都の妙心寺首座。
余技としての画や書を民衆の教化に用い、「駿河には過ぎたるものが二つあり、 富士のお山と原の白隠」と土地の人々に慕われた。
臨済宗一派である「鵠林派」の祖でもあり、門下には東嶺円慈、遂翁元盧などの逸材が多く輩出されており、後進育成に注力するとともに民衆にも禅を広めた。
その禅画作品は、国内よりも海外でいち早く評価されている。
明和5年12月11日死去。84歳。

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