新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

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天神社図
Tori-i Gate

作家名 白隠慧鶴
Hakuin Ekaku
手法 紙本・墨
寸法 本紙94.2×25.3㎝
総丈197.5×38.5㎝
備考 ・関防印「顧鑑口+夷」、印「白隠」「恵鶴之印」
・賛「松に梅/奥の社は/とはずとも」
製作年 江戸中期
状態 破れ、補修跡あり。
付属品 合わせ箱
略歴 【白隠慧鶴(1686~1769)】
江戸中期の僧。臨済宗中興の祖。
500年に一人と称えられた高僧。
15歳で郷里駿河(静岡県)の松蔭寺で得度。
信濃飯山の道鏡慧端(正受老人)の法をつぐ。
各地を巡歴して修行を積み、のち松蔭寺にもどり,享保3年京都の妙心寺首座。
余技としての画や書を民衆の教化に用い、「駿河には過ぎたるものが二つあり、 富士のお山と原の白隠」と土地の人々に慕われた。
臨済宗一派である「鵠林派」の祖でもあり、門下には東嶺円慈、遂翁元盧などの逸材が多く輩出されており、後進育成に注力するとともに民衆にも禅を広めた。
その禅画作品は、国内よりも海外でいち早く評価されている。
明和5年12月11日死去。84歳。

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