Collections作品紹介
| Artist 作家名  | 
Otagaki Rengetsu 大田垣蓮月  | 
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| Material 手法  | 
Ink on Paper 紙本・墨  | 
| Dimensions 寸法  | 
本紙 36.1×6.0㎝(Image) 総丈124.5×22.3㎝(Mount)  | 
| Caption 備考  | 
【原文】 く佐の名能 思ひの者てハ くちて多尓 のへ乃本多ると もえわ多るらん 【読み】 草の名の 思ひのはては 朽ちてだに 野辺の螢ともえわたるらむ ※草の名=思ひ草のこと。 ※朽ちてだに=朽ちてでも。 禮記(中国、前漢時代の経書)には、季夏の月に腐草が化して螢となると見られる。 ※もえわたるらむ=燃え続けている。  | 
| Period 製作年  | 
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| Condition 状態  | 
ソリ、擦れ、本紙浮きが御座います。 There are some warps, scuffs, and floating of this paper.  | 
| Accessory 付属品  | 
箱付 | 
| Biography 略歴  | 
【大田垣蓮月(1791~1875)】 江戸時代後期の尼僧・歌人・陶芸家・女流歌人。 俗名は誠。菩薩尼、陰徳尼とも称した。 一説に父は伊賀上野藩主藤堂氏、大田垣光古の養女。 名は誠、蓮月は号。歌道を千種有功に学び武芸にも長じる。 夫と死別後、神光院月心の門に入り、尼となる。 小沢蘆庵・六人部是香に私淑し、若き富岡鉄斎を薫陶して頼三樹三郎・梁川星巌・梅田雲浜らと親交する。 また手捏ねの茶器に自詠の歌を彫りつけた蓮月焼と称される陶器を作る。 明治8年(1875)歿、85才。  | 

