新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

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松下鯉魚図
Carp under pinetree

作家名 島田元旦
Shimada Gentan
手法 絹本・彩色
寸法 本紙125.0×42.2㎝
総丈195.5×56.2㎝
備考 ・サイン「元旦」、朱文瓢箪印「朝陽」
■解説
元旦は応挙に師事した青年期ではなく、後年になってから応挙風の作品を残しており、元旦40~50歳代作の本作品にも、波紋や鯉の姿態には円山四条派の影響が色濃く反映されている。
※参考文献:『因幡画壇の奇才 楊谷と元旦(鳥取県立博物館/2010)』展覧会図録
※ボストン美術館に同時期の鯉図(文政9年)収蔵
製作年 文政7年(1824)~文政9年(1826)頃
元旦40~50歳代
状態 シミ、折れがございます。
付属品 箱付
略歴 【島田元旦(1778~1840)】
江戸時代後期の画家,武士。
安永7年1月1日生まれ。谷麓谷の子。谷文晁の弟。
円山応挙に師事。
寛政11年幕府の蝦夷地調査にくわわり、「蝦夷紀行図譜」をのこす。
のち鳥取藩士島田図書の養子となり、物頭などをつとめた。
天保11年6月13日死去。63歳。江戸出身。
名は元旦。字は文啓。通称は季允,寛輔。

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