新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

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金太郎 Kintaro

作家名 伊藤彦造 Ito Hikozo
手法 絹本・彩色
寸法 本紙113.6×32.9㎝、総丈198.5×45.5㎝
備考 ・サイン「彦造」、印「伊藤攝心ヵ」
製作年 大正~昭和期
状態 シミ、表具に折れがございます。
付属品 共箱
略歴 【伊藤彦造(1904~2004)】
日本の画家、イラストレーター。
大正から昭和にかけて活動、主に挿絵を描き細密なペン画で一世を風靡した。
享年102歳。
大分県大分市出身。剣豪、伊藤一刀斉の末裔に生まれ、自らも剣の師範であった。
朝日新聞東京本社で勤務中に同社の専属挿絵画家右田年英からイラストを学び、英明と号して改めて画家を目指した。
その後、日本画家の橋本関雪に師事する。
1925年(大正14年)に、『大阪朝日新聞』掲載の番匠谷英一作『黎明』の挿絵でデビュー、同年の行友李風の小説『修羅八荒』の挿絵で好評を得た。
戦前、少年雑誌草創期の「少年倶楽部」(草創期の少年誌で最高70万部)などの連載小説の挿絵、大衆雑誌「キング」(最高部数150万部)での掲載小説の挿絵でよく知られる。
視力の衰えのため70代で画業を引退する。2004年に老衰で死亡。

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