新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

※クリックで拡大画像がご覧いただけます。
※Click for larger image(↓)


Reppa
裂破

Artist
作家名
Takuan Soho
沢庵宗彭
Material
手法
Ink on Paper
紙本・墨
Dimensions
寸法
本紙 21.8×43.6㎝(Image)
総丈108.0×45.5㎝(Mount)
Caption
備考
印「宗彭」「沢庵」
【賛】
裂破了(人+尓)收拾可修補依旧鉄一團
【書き下し】
裂破了(おわ)れども(人+尓)(なんじ)收拾し依旧の鉄一団に修補すべし
【現代語訳】
たとえ精神が引き裂き破られたとしても、拾い集め、もとの鉄(無の境地・悟りの心)の一塊に修補せよ
【語註】
鉄… 天地いっぱいの一塊の鉄。全身、煩悩妄想がひとかけらもない絶対無の境地、悟りの心の例えによく用いられる。
Period
製作年
Condition
状態
経年の擦れが御座います。
Accessory
付属品
大倉汲水(生年不詳~1825)極札
Biography
略歴
【沢庵宗彭(1573~1646)】
江戸初期の臨済宗の僧。但馬の人。
一凍紹滴の法を継ぎ、大徳寺の住持となる。寛永6年(1629)紫衣事件で出羽に流され、のち赦免。徳川家光建立の東海寺の開山となる。

<< 前のページに戻る