Collections作品紹介
作家名 | 塩川文麟 Shiokawa Bunrin |
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手法 | 絹本・墨・彩色 |
寸法 | 本紙110.5×41.7㎝ 総丈196.0×54.1㎝ |
備考 |
サイン「文麟」、印「文」「麟」 |
製作年 | |
状態 | シミ、表具にやや折れがございます。
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付属品 | 時代箱 |
略歴 |
【塩川文麟(1808~1877)】 幕末・明治の四条派の画家。京都生。 通称図書、字は子温、号は文麟、可竹齋、竹齋、木仏庵、泉声、答齋など。 享和元年(1801)、京都太秦安井の蓮華光院(安井門跡)に仕える者の子として生まれ、独学で絵を描いていたのが門主の目にとまり 四条派の岡本豊彦に師事することとなった。 山水・人物・花鳥とあらゆる画域をこなし、四条派の作風に加え、西洋画や中国画、文人画の精神性や近代的な感覚を加味した作品を制作。 特に、雨に煙った風景や夜のぼんやりとした情景を描くのを得意とした。 安政年間の御所再建に際して、常御殿などの絵画制作に携わったり、明治元年(1868)、中島来章、円山応立、国井応文らと如雲社を結成、 京都の画家たちの結束を深めた。 弘化2年(1845)に豊彦が没してからは、四条派を率い、明治初期までの京都画壇を代表する画家のひとりとなった。 門下に幸野楳嶺、野村文挙がいる。 |