新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

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満酌
“Man shaku”Pour in sake to the brim.

作家名 清水比庵
Shimizu Hian
手法 紙本・墨
寸法 本紙32.2×44.3㎝
総丈131.0×46.5㎝
備考 ・意味・・・なみなみと酒をつぐ。
・サイン「比庵七十七」、印「比庵」
製作年 1960年
状態 シミ、若干のうねりがございます。
付属品 箱付
略歴 【清水比庵(1883~1975)】
岡山県上房郡高梁町(現・高梁市弓之町)出身の歌人、書家、画家、政治家。
本名は清水秀(しみず ひで)。号は他に匕舟、比舟、比安。
はじめ司法官から実業界に身を置き、昭和5年(1930)要請を受け栃木県上都賀郡日光町町長に就任。
町長就任前から作歌活動を本格的に行い、処女歌集『夕暮』を「清水匕舟」の名で刊行、1929年に歌誌『二荒』を創刊、主宰となる。
町長就任の年、号を「比庵」に改め、辞職後は和歌、書などの創作活動に専念した。
1966年宮中歌会始の召人となり、1968年に『窓日』主宰となる。
歌書画三位一体の芸術として広く知られ、晩年は「今良寛」と呼ばれた。
1975年に東京にて逝去。享年92。高梁市名誉市民。

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