Collections作品紹介
作家名 | 沖一峨 Oki Ichiga |
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手法 | 絹本・彩色 |
寸法 | 本紙54.3×85.2㎝ 総丈150.0×99.0㎝ |
備考 | サイン「一峨画」、印「判読不可」「寫放畫巌窟印」 |
製作年 | 江戸後期 |
状態 | 折れ、シミ、虫食いがございます。 |
付属品 | 時代箱 |
略歴 | 【沖一峨(1797~1855)】 江戸時代後期の鳥取藩御用絵師。 名は貞。字は子仰、子卿。渕泉、探三と称し、剃髪後は静斎と号した。 寛政8年12月25日、江戸深川の児玉家に生まれ、のち因幡鳥取藩主池田家の御用絵師・沖探容の養子となる。 養父探容が天保10年(1839年)に没すると、翌11年(1840年)に第7代目として跡目を相続。 鍛冶橋狩野家の探信守道(守道)に学んだが南蘋派の写生画風や琳派(特に酒井抱一)など、多様な画風を学び精緻華麗な表現で当時の江戸で人気を博した。 弟子に息子の沖守固。守固を補佐するために鳥取藩御用絵師に任じられたと見られる根本幽峨や大岸渕?、田村琴峨など。 他に松本洋峨(松本楓湖)、加藤泰峨(佐竹永湖)、飯島光峨の三者は、一峨門下の「三峨」と称された。 一峨は沖家累代の中で最も画名が高く、一峨の作品は地元の鳥取県立博物館や渡辺美術館に多く所蔵されている。 |