新古美術 朝比奈

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Collections作品紹介

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鷹狩図

作家名 荒井羽民
Arai Hamin
手法 絹本・彩色
寸法 本紙98.5×32.0㎝
総丈185.5×42.5㎝
備考 ・サイン「羽民貞」

鷹狩りの一瞬。襲われているのは白鷺でしょうか。 宙に散る白羽がそのスピード感を物語ります。
鷹狩りの歴史は古く、『日本書紀』に鷹の飼育についての記述が見られ、朝廷を中心に公家の遊びとして親しまれました。
本作の作者「荒井羽民」の生きた江戸時代は、最も鷹狩が盛んになった時代です。
鷹の勇猛な姿は、『将軍でさえも「御鷹」と呼ぶ』と評され、その鷹を従え狩猟を行わせる鷹狩は将軍や大名など限られた者の特権であり、 娯楽だけでなく、政治的儀礼としても用いられました。
製作年 江戸後期~明治
状態 シミ、表具擦れ
付属品
略歴 荒井貞、字は崇徳、通称小右衛門、跂石と号す。江戸の人、嘉永頃。

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