Collections作品紹介
作家名 | 広渡湖笛 Hirowatari Kobue |
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手法 | 紙本・彩色 |
寸法 | 本紙104.2×47.2㎝ 総丈177.0×61.0㎝ |
備考 |
印「玉壺斎」「湖笛」 本作を描いた湖笛の父・広渡一湖(1644-1702)に始まる広渡家は、唐絵目利四家(渡辺家・石崎家・広渡家・荒木家)の一つとして長崎画壇で活躍しました。 「唐絵目利」とは、江戸時代中期、長崎奉行所にのみ設けられた職種です。 長崎は当時、鎖国下においても交易が認められていた為、唐絵目利は奉行所の御用絵師を勤める傍ら、清国からの書画や器物の鑑定、評価さらには交易品や鳥獣類などの写図作成などを行っていました。 |
製作年 | 江戸時代 |
状態 | 本紙欠損箇所あり。裏打ち修理済。
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付属品 | |
略歴 |
【広渡湖笛(不明~1746)】 唐絵目利兼御用絵師・広渡一湖の子。湖春の兄。玉壺斎と号した。 本覚寺の山伏になり、成実坊と称した。花鳥人物山水すべて得意とし、自ら一家を成した。 延享3年死去した。 |