新古美術 朝比奈

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Collections作品紹介

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蘆葉達磨
Daruma

作家名 無落款
手法 絹本・彩色
寸法 本紙153.3×77.4㎝
総丈214.5×98.3㎝
備考 【蘆葉達磨とは】
達磨が一枚の蘆(あし)の葉に乗り海に浮かぶところを描いています。
禅画によく描かれる画題で、達磨がインドから中国に渡る際に、一枚の蘆葉に乗って海を渡ったという伝説から、「達磨の神通力」を示すと考えられています。
達磨はその後、少林寺で壁に向かい無言のうちに九年坐し、弟子である禅宗二祖の慧可を得ることとなりますが、決意を固めた達磨の鋭い眼差しや、波立つ水面の上微動だにしない荘厳な姿を画面一杯に大迫力で描いています。

製作年 江戸時代中期頃 18世紀後半
状態 本紙に折れ、シミ等経年の傷みはございますが、十分に鑑賞して頂ける状態です。
付属品 時代箱
略歴

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