Collections作品紹介
作家名 | 張秋谷 CHO Shukoku |
---|---|
手法 | 紙本・墨 |
寸法 | 本紙34.8×46.9㎝ 総丈131.5×62.3㎝ |
備考 |
サイン「張秋谷」、印「張(草冠に辛)之印」 |
製作年 | 江戸時代 |
状態 | 僅かに表具虫食い箇所がございます。 |
付属品 | 箱付 |
略歴 |
【張秋谷(生没年不詳)】 江戸時代の長崎に来舶した清人画家。杭州府仁和県出身。 日本に文人画の画法を伝える。 来舶四大家(伊孚九・費漢源・張秋穀・江稼圃)の中では中国で最も名の通った画人。 名は初め昆のち(草冠に辛)。字は初め秋谷、後に秋穀に改めた。 号に露香・西冷釣徒・鋤雲館など。 幼い頃より画を好み倪?・呉鎮に私淑してそれぞれ山水図・蘭竹図を独学した。 天明6年(1786年)に来日。天明8年(1788年)10月、春木南湖の訪問を受け費晴湖とともに筆談を交わし画法・書法を伝授している。 渡来時は秋谷(昆)と名乗ったが帰国後は秋穀に改称したと考えられ、秋谷は水墨画か稀に淡彩画で作品数も少なく、秋穀では主に彩色花鳥画となる。 文人画家の渡辺崋山や椿椿山らに大きな影響を与えた。 |